大宮アルディージャ、泥沼5連敗 トンネルを抜け出す方法!

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「失点シーンは
リスクを冒すところではなかった」



開幕戦から四つ並んだ黒星
(1節・川崎戦0-2、
2節・FC東京戦0-2、
3節・磐田戦1-2、
4節・甲府戦0-1)が、
またひとつ増えた。

代表ウィークを挟んで迎えた
5節の鹿島戦。

ホームの声援を背に受けて戦ったが、
負のスパイラルから抜け出せなかった。
 

加藤順大の負傷退場を受けて、
スクランブル発進となった塩田仁史が
5敗目となったゲームを
神妙な顔で振り返る。
 

「良い試合をできたけど、
ボールをつなぐところで
ミスが出てやられてしまった。

失点は79分だったが、
リスクを冒すところではなかったかな。

その前にもオープンな展開で
2回ほどピンチがあったが、
どちらが得点を取るのか
という感じだった。
 

今日も勝てそうな雰囲気は
あったかもしれないけど、
『連敗を止める』ことは大事だと思う。

勝ちがチラリと見えたとしても、
今の状況ならそこで『勝点1を』
と割り切ることも大切」

 
このベテランGKの言葉は
示唆に富んでいる。

J1再挑戦となった昨季の序盤、
一昨季にJ2を戦いながら磨き上げた
ポゼッションスタイルが通用しなかった。

ボールを持たれる、押し込まれる、
守備の時間が増える。
 

そんな苦境で勝点を拾い続けるなかで、
主将の菊地光将と河本裕之の
CBコンビを筆頭に選手たちが
よく口にしていたのが
「割り切り」だった。
 

「鹿島みたいな強いチームと
行ったり来たりのゲームをやれば、
こっちがやられる可能性のほうが高い。
もうちょっと謙虚に戦わないといけない。


かなり気になったのは、後半途中から
後ろがほぼマンツーマン気味だったこと。

相手の3枚に対して、
こっちもDFが3枚しかいない。
 

前掛かりにならないように
戻したかったし、
ずっと声は掛けていたんですけど……

カウンターを受けやすい状態だったから、
チーム全体でオーガナイズを
考えたかった。
 

まず、そこをちゃんとするのが第一で、
『得点を取りたい』『上がりたい』
というのは分かるけど、そこをグッと
抑えられなかったことも敗因かなと」
 

昨季5位と躍進したクラブが、
今季は4節終了時点で勝点0、得点1。

それを考えれば勝ちに固執して
しまうのも仕方ないのかもしれない。

だが、まずは一歩進むこと。
これが問題解決の最善策
となりそうだが……。


「地に足を着けて戦えなかった。
勝点3を取りたい気持ちが
強く出過ぎている」。


そう言い残して立ち去った男の言葉は、
一筋の光となるのだろうか。

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